WORK 03架空案件商品イメージ / AI画像生成
自家焙煎コーヒー豆の商品イメージを、1つの商品から6シーンに展開する
自家焙煎コーヒー豆のオンラインショップ(架空)を想定し、商品点数は変えずに 「使う場面」だけを作り分けた6カットを制作しました。
納品イメージ / 1080×1350 ×6カット
撮影できないものを、撮影しないで用意する
小規模なショップでは、商品写真は1点しかないことがよくあります。 白背景の物撮りが1枚あるだけで、朝食の食卓・デスクワーク中・贈答用といった シーンのある写真は、撮影費と手配の都合でそもそも存在しません。
投稿を毎週続けるには、同じ1枚を使い回すか、シーンを作るかのどちらかになります。 今回は後者を、画像生成で用意する前提で組み立てました。
6カットの設計
シーンは思いつきで並べず、投稿カレンダーがそのまま回る単位で選びました。 「きれいな写真が6枚ある」ではなく「6週分の投稿がある」状態を目指しています。
| カット | シーン | カメラ | 投稿での使いどころ |
|---|---|---|---|
| 01 | 朝の食卓 | 斜め45度・引き | 定番の日常訴求。もっとも汎用性が高い |
| 02 | デスクワークの合間 | 見下ろし・寄り | 平日昼の投稿。ターゲットの生活時間に合わせる |
| 03 | 豆のクローズアップ | 真上に近い寄り | 焙煎度合い・品質の説明に使う |
| 04 | 淹れている手元 | 目線の高さ・手が入る | 淹れ方の解説・リール素材 |
| 05 | 週末のくつろぎ | 低い位置・引き | 金・土の投稿。時間のある層向け |
| 06 | 贈答パッケージ | 真俯瞰 | ギフト需要期に単価を上げる訴求 |






揃えるものと、散らすもの
生成AIは1枚ずつ独立して作るため、放っておくと6枚の色温度・光の向き・質感がばらばらになります。 並べたときに同じブランドに見えないと、素材としては使えません。
揃えたもの ── 世界観
- 光の条件(時間帯・方向・硬さ)をプロンプト内で固定する
- 色温度と彩度は生成後に一括で揃える(生成側の揺れを後段で吸収する)
- 文字入れ・トリミングは Python で処理し、6カットの文字位置を数値で統一する
散らしたもの ── カメラと構図
そこで6カットにそれぞれ別のカメラの役割を割り当てました。 引き・寄り・俯瞰・手元を意図的に混ぜることで、同じ世界観のまま、並べても飽きない6枚になります。
あわせて、商品のパッケージを全カットには入れていません。 毎回入れると構図が似る原因になるためです。商品が主役のカットと、 使う場面が主役のカットを混ぜるのが、実際の商品撮影のカット割りの考え方です。
納品前のチェック手順
ここが、生成して終わりにしないための工程です。 AI生成画像は、指示していないブランドの意匠が混入することがあります。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 商標 | ロゴ・図形商標・ブランド特有の意匠が混入していないか、全カットを等倍で目視 |
| 文字 | パッケージや背景の文字が意味の通らない文字列になっていないか |
| 破綻 | 指の本数・持ち手・湯気や液面の物理的な不自然さ |
| 人物 | 特定の実在人物に似ていないか。今回は顔が写る構図を使わない方針 |
| 整合 | 6カットで商品パッケージの形状・色が一致しているか |
権利についての考え方
生成物の商用利用は利用規約上可能ですが、日本の著作権法は著作物を人間の創作的表現と定義しており、 AIが自律生成した部分には著作権が発生しない可能性があります。
そのため「著作権をすべて譲渡する」条件の案件では、AI生成画像を納品物に含めない判断をしています。 使用する場合は、提案の段階で必ず明記します。伏せて納品することはしません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 納品形式 | PNG / JPEG 1080×1350 6カット |
| 付属 | 使用プロンプト一覧(同じ設計で追加生成できるようにするため) |
| 制作時間 | 約3時間(生成・選別・チェックを含む) |
| 追加 | 同じトンマナのまま、シーン追加・サイズ違いの展開が可能 |
続けてご依頼いただく場合
継続時シーンを毎月足していけます。同じ光と色味のまま揃うので並べても崩れません
同じ形でお受けできます
商品の実写が1点しかない場合でも、シーン展開はご用意できます。 商材と使いたい場面をお知らせください。